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F1ニュース

投稿日: 2013.11.04 00:00
更新日: 2018.02.16 19:50

キミ、ラスト2戦出場でチーム側とひとまず合意


 キミ・ライコネンは、ロータスのサラリー未払いの問題について、チーム側との暫定合意に達したようだ。これで、ひとまずライコネンは今シーズンのラスト2戦に出場する見込みとなった。

 アブダビGPの週末、スティーブ・ロバートソンをはじめとするライコネンのマネージメントチームとロータスF1のオーナーであるジェラール・ロペスとの間で集中的な交渉が行われ、両者が問題解決に向けて暫定的な合意を交わしたという。

 ライコネンはこの週末、チームのサラリー未払いを理由にレース欠場を検討したことを明らかにし、さらに今後も問題が解決しなければ、次戦アメリカと最終戦のブラジルを欠場する可能性があるとチーム側に通告した。

 ライコネンのマネージメントサイドは、この通告をロータスが真剣に取り合わなければ、訴訟も辞さない構えだったという。

 両者はこの問題について2日間以上に渡って交渉し、ロペスとロバートソンが暫定的な枠組みでひとまず一致したと理解されている。

 コンストラクターズ選手権で2位争いを繰り広げるロータスにとって、ライコネンは非常に貴重な存在であり、選手権の順位によって得られる分配金にも大きく影響する。