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F1ニュース

投稿日: 2010.02.26 00:00
更新日: 2018.02.15 18:19

ステファンGP、今季F1参戦に自信。ビルヌーブとの交渉も大詰め


 ステファンGPのボス、ゾラン・ステファノビッチは、今季F1開幕戦まで時間はなくなりつつあるが、彼のチームは参戦権を確保できるだろうとの自信を示した。

 エントリー権を持たないステファンGPは、今週ポルトガルでテストを予定していたものの、タイヤ使用の許可が出ないためにキャンセルせざるをえなかった。しかしチームはすでにトヨタTF110を手に入れ、中嶋一貴との契約も結び、今季デビューへの準備を整えているという。

「バーレーンの準備のデッドラインが近づき、時間がなくなってきているが、我々は成り行きを見守っている」とステファノビッチはロイターに対してコメントした。
「バーレーンに行くには、来週の水曜までには移動の準備をしなければならない。しかしそのころまでには目標としている状況にたどり着くことができるだろう」
「我々はバーレーンに行く見込みだ。絶対に(レースをする)とは言えないが、期待はしている」
「FIAとF1の契約ではF1への参戦が決まっているチームしかブリヂストンタイヤを手に入れられないと定められている。そのため我々はタイヤを入手できなかった。だが、FIAが安全面を考慮し、我々のために適切なタイヤを用意してくれるはずだ。そうなることを期待し、信じている」

 また、ステファノビッチは、1997年ワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブとの契約を近日中に結ぶ予定であると認めた。
「まだ実現していないが、彼のサイン以外はすべて準備ができている。おそらく2、3日のうちには、ある程度の合意に達するだろう」