更新日: 2018.02.15 18:51
スモーパワーGT-R、ゼッケン22はベテラン、ヒューズ/キャンベル-ウォルター組と契約
スモーパワーGTチームは、2010年のFIA GT1選手権に出場する2台目のGT-Rのドライバーとして、ウォーレン・ヒューズとジェイミー・キャンベル-ウォルターと契約。カーナンバー22のGT-Rをドライブすることとなった。
ヒューズとキャンベル-ウォルターは、すでに決定済みの1台目のミハエル・クルムとピーター・ダンブレックとチームを組む。ヒューズはこの9年間GT、ツーリングカーを戦い、ル・マン24時間レースには6回出場、LMP2クラスで優勝。ラップレコードも記録している。
「最初にFIA GT1の話を聞きに行ったときに、ぜひ、参加したいと思っていた。スモーパワーのテストに参加することができ、何としてもシートを手に入れたい考えていたから、本当にうれしい」とヒュージ。
キャンベル-ウォルターもまたル・マンを5回戦い、13年以上にわたるFIA GTならびにイギリスGTの経験を有している。2000年にはFIA GTチャンピオンも獲得している。
「新しいシリーズに、新規チームの立ち上げから関わることができるのは素晴らしいことだ」とキャンベル-ウォルター。「多くの国のたくさんの良いサーキットで開催されるGT選手権にまた戻れることは楽しみだ」。
ふたりともGT-Rをスネッタートンのテストでドライブをしており、チームも良い印象を持っている。チームマネージャーのアレン・オーチャードは「我々のクルマは着実に進歩していて、2台目のGT-Rには強力なペアが必要だと感じていた」と語る。
「だから、持参金だけが存在理由であるドライバーではなく、ウォーレンとジェイミーを選んだんだ。ベストなドライバーラインアップのひとつを組織することができたことは非常に喜ばしい」
チームは4月17日のアブダビでの開幕戦に向けて、シルバーストンでテスト行う予定だという。