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F1ニュース

投稿日: 2013.11.21 00:00
更新日: 2018.02.16 20:15

ディ・レスタ、従兄弟ダリオにならいアメリカへ?


 ポール・ディ・レスタは、来年もフォース・インディアで走ることを希望しているが、もしシートを確保できなければ、他のカテゴリーへの転向を検討すると語った。

 フォース・インディアはまだ来季ドライバーラインナップを決定していない。今年のドライバーであるディ・レスタとエイドリアン・スーティルの他に、ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスも候補であると考えられている。

 もしフォース・インディアとの契約を延長できなければ、2010年にタイトルを獲得したDTMや、いとこであるダリオ・フランキッティが活躍したインディカーに活動の場を移すことも検討すると、ディ・レスタは述べている。

「僕はDTMで高い評価を得た。他にもいくつかのシリーズでチャンスがある」とディ・レスタが述べたとThe Guardianが伝えた。

「以前から(インディカーの)安全性には少し懸念を感じていた。でもじっくりと論理的に考えれば、F1以外に検討すべき選択肢のひとつだと思う。彼(フランキッティ)が成功した場所だからね」

 インディカーで4度タイトルを獲得したフランキッティは、大クラッシュの影響でレースから引退することを先週発表した。

「アメリカでレースをするのは(ヨーロッパとは)少し違う部分があると思う」とディ・レスタ。
「ヨーロッパでは(フランキッティは)正当な評価を受けていなかった。でも40歳を迎えた彼は、インディカーのタイトルを4回獲得、インディ500で3回勝っている。そういう状況は望ましい」

 しかしディ・レスタはF1でのキャリアを諦めたわけではない。
「僕がいい結果をもたらせるドライバーであることを彼ら(フォース・インディア)は知っている。自分はチームにとって価値のある存在だと思っている」
「でも僕が決断を下すわけではない。彼らの決断を尊重しなければならない」

 フォース・インディアは来季ドライバーの発表を例年どおり12月後半に行うものとみられている。