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スーパーGTニュース

投稿日: 2016.02.26 00:00
更新日: 2018.02.17 13:11

ニッサン、2016年SGT参戦体制を発表。千代が500に


 日産自動車/ニスモは2月26日、2016年のモータースポーツ活動計画を発表した。スーパーGT500クラスには、今年も4台のニッサンGT-RニスモGT500を投入するが、ドライバーラインアップは若干の変更が加えられている。

 2014年からの新規定導入後、MOTUL AUTECH GT-Rが2年連続でチャンピオンを獲得するなど、速さと強さをみせているニッサン。26日、「3年連続のチャンピオンを目指します」とGT-Rによる3連覇に向けた新たな体制が発表された。

 カーナンバー1をつけるチャンピオンチームのニスモは、松田次生/ロニー・クインタレッリというコンビ、ミシュラン装着という体制を継続。また、闘将星野一義監督率いるチームインパルも、安田裕信/ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラというコンビ、ブリヂストン装着というパッケージは変わらない。

 一方、変更があったのは24号車KONDO Racingと46号車MOLAの2チーム。昨年までMOLAに在籍していた柳田真孝が、ひさびさにKONDO Racingに復帰し、佐々木大樹とコンビを組む。また、昨年GT300クラスをはじめ、バサースト12時間での勝利やブランパン耐久シリーズ王座獲得など大活躍をみせた千代勝正が待望のGT500昇格を果たし、MOLAに加入。本山哲とコンビを組むことになった。

 この2チームは車名も変更されている。KONDO Racingは、長年チームをスポンサードしている技術者派遣のフォーラムエンジニアリングがタイトルスポンサーに。また、MOLAもGT-R専門店のクラフトスポーツが車名に加わった。

 2016年のGT500クラスは空力、足回りの開発が凍結されており、GT-R勢も基本的には15年仕様のままでシリーズに臨むことになるが、「2016年仕様車については、エンジン性能の向上を図るとともに、各チームとタイヤメーカーが、ともにタイヤ性能向上を重点に開発を進めてまいります」としている。

ニッサン スーパーGT500クラス チーム体制
NoTEAMDriverCar NameTyre
1NISMO松田次生
R.クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-RMI
12TEAM IMPUL安田裕信
J-P.デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-RBS
24KONDO Racing佐々木大樹
柳田真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-RYH
46MOLA本山哲
千代勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-RMI