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F1ニュース

投稿日: 2013.07.01 00:00
更新日: 2018.02.16 16:59

ハミルトン「誰かがケガするまで手を打たないのか」:メルセデス日曜コメント


 2013年F1イギリスGPの日曜決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは4位を獲得した。

■メルセデスAMGペトロナス・フォーミュラ1チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=4位
 もちろん今日のレースにはがっかりしている。今日は、シルバーストンに来てくれたイギリスのファンに絶対に優勝をプレゼントしたかったのに。

 レース序盤はすごく順調だった。トップを快適に走り、ペースをコントロールできていた。タイヤのトラブルが起こったのは本当に残念だ。その後は、全力で戦い、できるだけ順位を回復することを目指すしかなくなった。何度かとてもいいオーバーテイクをしたし、あと1周あったらフェルナンド(・アロンソ)を抜いて表彰台に立てたかもしれない。

 起きたことを考えれば、10周目には最後尾だったのに4位でフィニッシュできたのはとてもいい結果だし、これでよしとするよ。

 今日はチームにとって素晴らしい結果を手に入れることができた。ニコ(・ロズベルグ)に心からおめでとうを言うよ。この難しい状況を切り抜けて僕らのために優勝を獲得した。

 僕らはこれでコンストラクターズランキング2位に浮上した。ここからすぐ近くにあるファクトリーで働く皆にとって、すばらしいごほうびだね。

(タイヤにトラブルが続出し)安全性が一番の問題だ。これは受け入れ難い。
 僕らはこういうことが起こるのを防ぐことを目的に、タイヤを開発し改善するため、タイヤテストをしたのに、そのテストの後で、彼らは何もしなかった。

 誰かがクラッシュした可能性だってある。セーフティカーの後ろを走っている時、誰かがケガをしなければ何も対策がなされないんだと思った。

 今(ピレリやFIAと)話をするのは時間の無駄だと思う。今日何が起きたのか、彼らは目撃した。それに対して反応するべきだ。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています