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F1ニュース

投稿日: 2011.10.24 00:00
更新日: 2018.02.16 05:37

バリチェロ後任候補はライコネンとスーティルか


 ウイリアムズは来季に向けてルーベンス・バリチェロの後任ドライバーとしてキミ・ライコネンを第一候補に考えているが、フォース・インディアを離脱する見込みのエイドリアン・スーティルも有力な候補であるとイギリスメディアが報じている。

 フォース・インディアは2012年のドライバーラインナップを12月まで発表しないと主張しているが、レースドライバーとしてポール・ディ・レスタとニコ・ヒュルケンベルグを起用することはほぼ決まっており、スーティルはすでに他のチームとの交渉を進めていると英AUTOSPORT誌が報じている。

 フォース・インディアが有していたディ・レスタとヒュルケンベルグのオプション契約は10月半ばに期限を迎えたものの、ふたりの契約は延長されたと関係者が話しているということだ。

 スーティルはチームを離脱する可能性を予想して、すでに他のシートを探しているという。彼はウイリアムズの来季ドライバーの有力な候補であるとみられるが、英AUTOSPORT誌は、ウイリアムズにとっての第一選択肢はライコネンであり、彼との契約を実現させるためにいくつかのスポンサー候補と交渉を行っているところだと伝えている。

 バリチェロが残留する可能性は少なくなってきており、彼は今季の最終戦が最後のホームレースになるのかどうかを事前に知りたいため、ブラジルGPの前には、残留できるかどうかはっきりさせてほしいとチームに頼んでいるといわれている。チームメイトのパストール・マルドナドは大口のスポンサーを持ち込んでいることもあり、残留がほぼ確実であるとみられている。