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F1ニュース

投稿日: 2013.07.31 00:00
更新日: 2018.02.16 17:39

フェラーリ、アロンソと会長の関係悪化を否定


 フェラーリは、会長ルカ・ディ・モンテゼモロがフェルナンド・アロンソの態度を戒めたことを明らかにした後、両者の関係にひびが入りかけているという推測を否定した。

 フェラーリは、アロンソの誕生日である7月29日付けで、アロンソの「最近の発言」はモンテゼモロにとって受け入れがたいものであり、ドライバーは不満を言うことなくチームに貢献しなければならないとの声明を発表した。

「今は、ひとつひとつの決断について誰に責任があるのか議論を始めるような時ではない。あと9戦が残っており何があってもおかしくないからだ」とフェラーリの声明には記されている。

「軽はずみに感情を爆発させることなく、結束を固める必要がある。よくない結果に終わった直後であるだけに理解はできるが、そんなことをしても誰の役にも立たない」

「何を指しているかというと、フェルナンド・アロンソの最近のコメントである。彼の発言は、モンテゼモロ、そしてチーム全員にとって受け入れられないものだった」

「そのため、モンテゼモロは今朝アロンソを呼び、誕生日を祝うと共に、彼の耳を引っ張って、次のことを思い出させた」

「『フェラーリで走った偉大なチャンピオンたちは全員、自分自身の利益よりチームの利益を優先することを求められてきた。今は、冷静さを保ち、議論を避け、謙虚さを示し、自分自身の貢献を行うという決意を見せ、チームとチームのメンバーに協力していかなければならない時である』ということをだ」

 ディ・モンテゼモロが批判しているアロンソの発言が具体的に何なのか、明らかになってはいないが、アロンソは、ハンガリーGPで5位に終わった後、メディアに対して誕生日には「他のチームのようなマシン」が欲しいと述べたと言われている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています