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F1ニュース

投稿日: 2013.10.05 00:00
更新日: 2018.02.16 19:03

ベッテルが本領発揮。FP3でRBRがメルセデス越え


 2013年F1第14戦韓国GPの土曜フリー走行は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 2日目を迎えた韓国インターナショナル・サーキットは、この日も朝から澄み切った青空が広がり、午前11時のFP3開始時の気温は25度、路面温度は35度を記録した。

 全車がインスタレーションラップを終えてセッションが早くから動き出すと、上位勢でいち早くコースインしたレッドブルとロータス勢がさっそく上位につけたが、初日からの好調をキープするレッドブル勢はマーク・ウエーバー、ベッテルの順でさっそくトップタイムを更新してくる。

 そのレッドブルと入れ替わる形で最初のアタックラップを開始したメルセデス勢は、ルイス・ハミルトンが4番手、ニコ・ロズベルグは6番手という走り出しに。逆に初日トップ2から遅れをとる形となったフェラーリのフェルナンド・アロンソが3番手と好スタートをみせた。

 その後、セッションが折り返し、2度目のアタックをスタートさせたレッドブル勢はウエーバーが立て続けに好タイムを記録、1分38秒台に入れてトップに浮上する。しかし、同じくアタックをかけたメルセデスのハミルトンがここで一気にベストタイムを更新し、ウエーバーを100分の8秒上回ってくる。

 全車がスーパーソフトに履き替えたセッション終盤の予選シミュレーションでは、またもウエーバーがトップタイムを更新するが、チームメイトに続いたベッテルがここで本領を発揮。セクター2を最速タイムで駆け抜けると唯一の1分37秒台をマークし、トップでセッションを締めくくることとなった。
 一方、初日トップのハミルトンは、ロズベルグに次ぐ4番手。ほぼ同タイムで並んだシルバーアローだったが、僅差でトップ2につけたレッドブルの2台からはコンマ3秒離される結果となった。

 ハミルトンからコンマ2秒差の5番手にアロンソ、以下ロメイン・グロージャン、フェリペ・マッサと続き、8番手にキミ・ライコネンとなっている。