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F1ニュース

投稿日: 2011.11.17 00:00
更新日: 2018.02.16 06:09

ベルニュがベッテルのPPタイムに迫る最速タイム


 アブダビのF1若手ドライバーテストは、最終日の3日目もレッドブルRB7のジャン−エリック・ベルニュがトップタイムをマークした。

 ベルニュは、午前中のセッションで3日間の最速タイムとなる1分38秒917を記録した。このタイムは、アブダビGPでセバスチャン・ベッテルが記録したポールポジションタイムから、わずかコンマ4秒遅れというもので、2番手につけたメルセデスGPのサム・バードを2秒近く引き離すものとなった。

 一方、メルセデスのバードは、2012年に向けて上方排気型のエキゾーストを評価するなど、合計102周を消化。午後に何度かクイックラップを刻み、2番手までポジションを上げた。メルセデスは今回のテストで多くの時間を開発作業にあてている。

 連日2番手につけていたフェラーリのジュール・ビアンキは、前日から約1秒ほどタイムを落とし3番手。この日のフェラーリは異なるセットアップやエアロダイナミクスの作業を行い、午後にはロングランによるピレリタイヤの評価を行っている。

 初日以来の登場となったマクラーレンのオリバーターベイが4番手。フォース・インディアもマックス・チルトンが復帰したが、彼はザウバーのエステバン・グティエレスによる赤旗の前後でタイムを上げており、ベストな走行を行うことができなかったようだ。

 ウイリアムズはF2タイトル獲得の褒賞としてチャンピオンのミルコ・ボルトロッティを走らせた。彼はトロロッソをドライブしたケビン・チェッコンをコンマ4秒上回る7番手につけた。

 チーム・ロータスから参加したアメリカ人ドライバーのアレグサンダー・ロッシは、彼の長身がなかなかコクピットに収まらないというハプニングで多少の走行時間をロスしたが、最終的には74周を走ることができた。

 ロータス・ルノーGPのヤン・シャローズが10番手。11番手のステファノ・コレッティは午前だけの走行だった。

 2日目に9周ほど走ったナタナエル・ベルトンは、この日51周を消化し、ヴァージンのロバート・ウィケンスとシャルル・ピックの2台を上回るタイムをマークしている。

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