更新日: 2018.02.17 09:43
ホンダ「すでにルノー以上、スパで跳ね馬に並ぶ」
ホンダF1プロジェクトの新井康久総責任者が、同社のパワーユニットの性能はすでにルノーを超えており、ベルギーGPで導入するアップデート版によってフェラーリに匹敵する出力を発揮することを目指すと語った。
ホンダはマクラーレンのパートナーとして2015年にF1に復帰したが、新パワーユニットの開発に苦労し、前半戦には多数のトラブルに見舞われてきた。
しかしマクラーレン・ホンダはハンガリーGPではフェルナンド・アロンソが5位、ジェンソン・バトンが9位とチームとして今季最も優れた成績を出した。夏休み明けのベルギーGPではホンダはパワーユニットにトークンを使用したアップデートを入れることをすでに明かしている。
新井総責任者はハンガリーの時点でホンダのエンジンは「ルノーよりずっと優れていた」と述べ、アップグレードしたバージョンは出力でフェラーリに迫ることができると予想している。
ホンダはその後、冬季のアップグレードで2016年に向けてメルセデスに並ぶことを目指していくという。
「スパでのアップグレードが今年向けの最後のものになります。次のレースでは補助的な対処を行います」と新井総責任者。
「来シーズンの開発はすでにスタートしています。Mk 4はメルセデスと同レベルになるでしょう。それを目標にしています。(スパで導入する)Mk 3はフェラーリと同じようなレベルになる。それを目指しています。大きく改善します」
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