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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.08.22 00:00
更新日: 2018.02.17 02:20

ポルシェ、WEC後半戦に向け3日間のテスト実施


 WEC世界耐久選手権のLMP1-Hクラスに参戦しているポルシェは、ラウジッツリンクで3日間のテストを終えたことを明らかにした。

 今年、16年ぶりに耐久レースのトップカテゴリーに“復帰”したポルシェ。昨年でF1を引退したマーク・ウエーバーなど6人のドライバーを起用し、919ハイブリッドの2台体制でWECに参戦している。参戦初年度からアウディ、そしてトヨタとの三つ巴の戦いを繰り広げている。

 そんなポルシェが、ラウジッツリンクで8月19日~21日の3日間の日程でテストを実施したことを明らかにした。好天のもと、ニール・ジャニ/ロマン・デュマ/マーク・ウエーバーが919ハイブリッドのステアリングを握り、3日間で2031kmを走行したということだ。

 チーム監督のアンドレア・ザイドルによると、このテストではマシンのパフォーマンス向上を目指し、ダンフォースの増加などに取り組んだのだという。

「目標は919ハイブリッドのパフォーマンスを向上させるというシンプルなものだった」とザイドル。

「ル・マン前は信頼性を最重要課題として取組んでいたから、マシンの仕様を変更することはできなかった。これまでの3レースで我々は多くのことを学び、919ハイブリッドのポテンシャルを理解したんだ」