マクラーレン、サンタンデールとの契約を長期延長

　マクラーレン・ホンダが、サンタンデールUK plcとのパートナーシップ契約の延長を発表した。

　サンタンデールUKは、スペインのサンタンデールグループ傘下のイギリスの銀行。サンタンデールとマクラーレンの契約は2007年にスタート、その後加入したジェンソン・バトンは積極的にPR活動を行ってきた。
　9日、マクラーレンは、サンタンデールUKがチームおよびバトンとの契約を2020年末まで延長したことを発表した。

　サンタンデールUKのチーフマーケティングオフィサー、キース・ムーア氏は、今回の発表に際し「マクラーレンとジェンソン・バトンに対するスポンサーシップはサンタンデールがイギリスにおいて高い認知度を確立するのに役立っている」とコメントしている。

　近年、マクラーレンはスポンサーを次々と失っており、サンタンデールとの契約も今年末で終了する見込みであるとの報道も一部でなされていた。チームは2013年末でタイトルスポンサー、ボーダフォンを失い、その後、ヒューゴ・ボスとの33年にわたる関係も終了、タグ・ホイヤーも来年レッドブルへと移る。また、ジョニー・ウォーカーも今年いっぱいで契約を打ち切るものと考えられている。

　マクラーレンは、今回の発表に際し、現在のパートナーの一部として、エクソンモービル、KPMG、CNN、GSK、SAP、アクゾノーベルを挙げ、ヒルトン・ワールドワイドとの契約延長、シャンドンとの新規契約を改めて確認している。ジョニー・ウォーカーの名前はここでは挙げられなかった。