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F1ニュース

投稿日: 2016.03.14 00:00
更新日: 2018.02.17 13:28

マクラーレン、ジョニーウォーカー離脱の危機脱する。複数年の契約延長発表


 マクラーレン・ホンダはジョニー・ウォーカーとのパートナーシップを延長、複数年契約を結んだことを正式に発表した。

 イギリスの酒造メーカー、ディアジオが有するスコッチ・ウイスキー ブランド、ジョニー・ウォーカーは2005年以来マクラーレンのパートナーを務め、昨年10周年を祝った。

 この10年の間に両者は飲酒運転撲滅のための活動“Join The Pact”を行い、大きな効果を上げてきたことにジョニー・ウォーカーは満足している。同社のグローバルブランド・ディレクター、ガイ・エスコルムは、今回のパートナーシップ延長発表に際し、この10年で世界中の260万人以上の消費者が“Join The Pact”に賛同したこと、契約延長により500万人の賛同を得ることを目標にすることを明らかにした。

 マクラーレンのCEOであるロン・デニスも、今後引き続き“Join The Pact”を通して社会的責任を担うメッセージをさらに幅広く伝え、その他にも新たなコンセプトの活動を開始すると語った。デニスはまた、「このパートナーシップ更新はマクラーレン・ホンダが、コース上で勝利を収めるという目標の下で進んでいる、着実でエキサイティングな方向性を明確に示すものである」とも述べている。

 マクラーレンが低迷した2015年、ジョニー・ウォーカーは同チームを離れてフォース・インディアと契約するのではないかといううわさが持ち上がっていた。9月末にマクラーレンはスパークリングワインブランドのシャンドンとのパートナーシップ契約を結んでいる。

 しかし今年2月に2016年を戦うマシンMP4-31を正式に発表した際に、マクラーレンは今季パートナーの詳細についても触れ、ジョニー・ウォーカーとの契約継続も明らかにしていた。