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F1ニュース

投稿日: 2011.11.24 00:00
更新日: 2018.02.16 06:13

マッサ、友人としてバリチェロに引退を勧める


 フェリペ・マッサは、ルーベンス・バリチェロに対して、スポンサーを確保しなければ走れない状況であれば、今週末のブラジルGPでF1から引退するようアドバイスしたと語った。

 バリチェロはウイリアムズへの残留を決められない状態で今季最終戦であり母国GPのブラジルGPに臨む。
 バリチェロ自身は、来年もF1で走り、F1での自身の20周年を迎えるという希望を捨てておらず、今年のブラジルが最後のレースになるとは思っていないと述べている。しかしマッサは、素晴らしいキャリアを積んできたバリチェロがシートのためにスポンサー探しをする姿は見たくないと語った。

「僕は彼にアドバイスをした。引退するように、とね」とマッサはTotalRaceのインタビューにおいて語っている。
「バリチェロはF1で素晴らしいキャリアを築いてきたと思う。最も多くのグランプリを戦ったドライバーであり、何度も優勝を成し遂げた。ドライバーなら皆、夢見るようなキャリアだ」
「彼はF1のベストチームで走ってきた。彼が年をとったからとかそういうことで、引退するよう勧めたわけではない。今のF1に参戦する12チームのうち、5つか6つのチームは、シートのために金を求めてくる。これはばかげている」
「僕は自分の意見を彼に伝えた。F1でこれだけの業績を上げたバリチェロが、レースをするためにスポンサー探しをするところなんて見たくない、とね」
「この最終戦できっちり別れを告げ、引退するように言った。もちろん彼は自分にとって一番いいと思うことをするはずだ。僕は友人として彼をサポートするし、彼にとって一番いい状況になることを願っている」