ウイリアムズが、キミ・ライコネンと“本気の交渉”を進めていることを認めた。
今年9月、ライコネンはイギリス・グローブにあるウイリアムズのファクトリーを訪れたため、それ以降はルーベンス・バリチェロに代わる2012年のドライバーとして何度もF1復帰がささやかれてきた。
ウイリアムズの株主であるトト・ウォルフは、2007年のワールドチャンピオンと交渉を進めている事実を認め、これまでのウワサが真実であったことを明かした。しかし彼曰く、ライコネンは選択肢のひとつだという。
「そうだ、それは真実だ。キミ・ライコネンのファイルはテーブルの上にある」とウォルフがKronen Zeitungに語ったと、The F1 Timesが伝えている。
「これは見世物ではない。我々は真剣に交渉している。だが、彼はいくつかある選択肢のひとつにすぎない。戦略的な決定がなされるだろう」
「ジュール・ビアンキという別のアグレッシブな選択肢も存在するし、バルテッリ・ボッタスは少なくとも金曜フリー走行にふさわしいドライバーだよ」
ライコネンのウイリアムズ加入は、次のアブダビGPで正式に発表されるとみられているが、今回の契約は、カタール・ナショナル銀行(QNB)のスポンサーシップにかかっているとも言われている。