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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2013.08.30 00:00
更新日: 2018.02.16 18:15

ミケルセンのコ・ドライバーの代役にポール・ネーグル


フォルクスワーゲンは、フィンランドで椎骨を負傷したアンドレアス・ミケルセンのコ・ドライバー、ミッコ・マルックラに代わり、オーストラリアではアイルランド出身のポール・ネーグルがコンビを組むことを明らかにした。

ネーグルは1978年生まれの34歳。英国選手権やアイルランド選手権などで、フォード・フォーカス、スバル・インプレッサ、トヨタ・カローラといったWRカーでの経験を積んだ。ガレス・マクヘイルやエルフィン・エバンスの父であるグインダフ・エバンスらベテランとコンビを組み、2007年にクリス・ミークと組んでからは、IRCチャンピオンの獲得、WRCのMINIでの戦いで彼をサポート。最近はクレイグ・ブリーンのコ・ドライバーを務めていた。

「我々はこんなに早くミッコに変わる有能な代役を見つけることができたことを喜んでいる」とフォルクスワーゲンのモータースポーツ・ディレクターのヨースト・カピート。

「ポールはラリーの豊富な経験を備えており、専門的なアプローチは間違いなく私たちの期待に答えてくれる。私たちはミッコの迅速な回復を願っている。いまは回復することに集中してほしい。ケガが治ったら、彼は再びアンドレアスの隣に座るだろう」

ミケルセンは「ラリーオーストラリアでミッコを欠くことは大きな損失だ。だが、最適な代役を見つけることができたのはいいニュースだね」とコメント。

「私にとっては、英語でコミュニケーションできるコ・ドライバーを見つけることがなにより重要だった。ミッコとはペースノートのスタイルを今シーズンに変更した。それは母国語から英語への切り替えだ。僕にとって、言語を変えないですむのはアドバンテージだよ」


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