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F1ニュース

投稿日: 2015.01.23 00:00
更新日: 2018.02.17 05:29

ラウダ、1000hpエンジンを支持「今のF1は魅力ない」


 元F1チャンピオンで現在メルセデスのノンエグゼクティブチェアマンを務めるニキ・ラウダが、現在検討されている1000馬力のF1エンジン導入案に強く賛同するとして、その理由を語った。

 F1ストラテジーグループはF1マシンをドライバーにとってより走らせづらいものにすることでファンに魅力的なレースを提供できるとの考えのもと、F1エンジンのパワーを1000馬力に引き上げるという提案に関してFIAとの間で建設的な話し合いを進めている。この変更は早ければ2017年にも取り入れられる可能性がある。

 1000hpへと馬力を向上させるには必ずしも多額のコストをかけて現在のターボV6のデザインを完全に変える必要はない。燃料流量率と回転を上げ、燃料制限を100kgから引き上げ、比較的小規模なデザイン変更を行うことで、今のエンジンでも1000hpの目標を達成できると考えられている。

 テクニカルディレクターたちの会合が行われた今週、ラウダはこの提案を支持すると述べ、750hpの今のF1マシンは操縦するのが楽すぎてファンは関心を失っていくと述べた。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています