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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.06.12 00:00
更新日: 2018.02.17 00:38

ル・マン予選1回目首位はポルシェ。赤旗で走行終了


 第82回ル・マン24時間耐久レースは11日、予選1回目のセッションが行われ、早めにアタックを行ったポルシェ919ハイブリッド勢がワン・ツーを占める結果となった。

 4時間のフリープラクティス終了から2時間。すっかり夜のとばりが降りたサルト・サーキットで、22時から予選1回目のセッションがスタートした。ル・マン24時間の予選は水曜の予選1回目から、木曜の予選2回目、3回目を経てグリッドを決する。

 迎えた水曜の予選1回目、序盤からタイムを出してきたのはポルシェ919ハイブリッド勢。ニール・ジャニ駆る14号車が3分23秒台をマークすると、その後ブレンドン・ハートレー駆る20号車がそれを上回り、リーダーボードの上位をポルシェが占めていく。

 暗闇が深くなる中で進んでいった予選1回目だが、ちょうど開始から30分を迎えるところで、ニコラス・ミナシアンがドライブしていたSMPレーシングの37号車オレカ・ニッサンがクラッシュ。一度目の赤旗が提示される。セッションは22時50分に再開されたが、この間にフリープラクティスでストップしていたガレージ#56車両、ニッサンZEOD RCがコースインを果たした。

 その後もセッションは大きなアクシデントなく進んでいったが、開始から1時間過ぎというところで、ステファン・サラザンがドライブしていた7号車トヨタTS040ハイブリッドに駆動系にトラブルが発生、突然スピードを失いダンロップブリッジ下でストップ。ほぼ同時に99号車アストンマーチンがポルシェカーブで激しくクラッシュしたため、2回目の赤旗が提示された。