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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.06.15 00:00
更新日: 2018.02.17 08:41

ル・マン優勝は「キャリア最大の成果」だとニコ


 13日〜14日に行われた第83回ル・マン24時間耐久レースで19号車ポルシェ919ハイブリッドをドライブし、ル・マン初参戦にして総合優勝を飾ったニコ・ヒュルケンベルグは、この勝利を「キャリア最大の成果」だと話した。

 ヒュルケンベルグは今回、ポルシェ陣営の3台目となる19号車をドライブ。ポルシェのGTプログラムで活躍してきたニック・タンディ、2014年にポルシェ・モービル1スーパーカップで王座を獲得した24歳のアール・バンバーとともに、WEC世界耐久選手権の第2戦スパ、そして今回のル・マン24時間に臨んだ。

 そんな19号車は、序盤から首位争いに加わると、夜を迎えても大きなアクシデントなく好ペースで周回。夜明けを前にレースの主導権を握ると、最後まで優勢のうちにレースを展開。昨年からLMP1クラスに参戦を開始したポルシェに、通算17回目のル・マン総合優勝をもたらした。

 今シーズンもフォース・インディアからF1に参戦しているヒュルケンベルグは、ル・マンでのデビューウインは夢だったのだと語った。

「今日は、僕のキャリア最大の、素晴らしい成果を挙げることができた」とヒュルケンベルグ。

「勝った直後だから、まだこれが現実だとは思えないんだ。(実感するのは)数日後になるだろうね」

「素晴らしい経験になった。F1という環境からやってきて、ル・マンというレースを体感することができたんだ」

「(優勝は)本当にうれしいよ。より一層うれしいのは、今や語りぐさとなったふたりととともに、いきなりル・マンで勝てたことだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています