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F1ニュース

投稿日: 2009.12.16 00:00
更新日: 2018.02.15 16:58

レッドブルもルノーエンジンの継続を正式に発表


 F1への関与を今後も継続すると発表したルノーに続き、レッドブル・レーシングも同日、チームが2010年もルノーからエンジンの供給を受けると発表した。

 レッドブルについてはこれまで、チームが来年からはメルセデスエンジンへのスイッチを希望していると広く伝えられていた。しかし、ここ数週間の間にチームのエンジンパートナーに対する不確実性さは解決されたとして、先日FIAから公表された2010年のエントリーリストには2台のレッドブルがルノーエンジンを搭載することを示し記載がなされていた。

 そして本日、そのことが正式なものとして公に発表された。レッドブルにはルノーF1チームが使用する同一のエンジンが供給される。

「我々はレッドブル・レーシングとの生産的な協力関係が2010年も続くことを確認する」とルノーF1チームプレジデント、ベルナール・レイはコメントした。「ルノーとレッドブル・レーシングの緊密な関係は、2007年以降成長を遂げ、今シーズンのコンストラクターズ・チャンピオンシップでは6つの勝利によって2位という結果を得た」
「我々はこの成功を基に、今後もレッドブル・レーシングに対し貢献していけると思っている」

 レッドブルは過去3年、ルノーからエンジンの供給を受けてきたが、関係は必ずしもうまくはいっていなかった。特に2008年はこのフランス製エンジンのパワー不足にかなりの批判が集中。さらに今年は度重なるエンジントラブルによってセバスチャン・ベッテルがエンジンの年間使用制限数を気にして走りをセーブすることを幾度か強いられ、重要なタイトル争いに影響を及ぼした。
 しかしそれにもかかわらず、レッドブルのボスであるクリスチャン・ホーナーは、彼らと一緒に働き続けることができてうれしいと主張する。

「2009年はレッドブル・レーシングにとって最もすばらしいシーズンだった。この1年で我々は6つの勝利を成し遂げ、4度のワンツーフィニッシュを飾った。それらは我々のパートナーであるルノーからの優れたサポートと援助なしには成し遂げられなかった」とホーナーは語っている。
「今後も彼らと共に働き、2010年もお互いにとって良い関係を保ち続けられることができ、非常に満足している」