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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.06.13 00:00
更新日: 2018.02.17 00:40

一貴&トヨタ快走! Q2でポルシェから首位奪う


 第82回ル・マン24時間耐久レースは12日、現地時間の19時から予選2回目のセッションが行われ、中嶋一貴駆る7号車トヨタTS040ハイブリッドがタイムを縮めトップに浮上した。

 この週ずっと晴天に恵まれているサルト・サーキット。少しずつ陽が傾き始めた19時、ル・マン24時間耐久レースの予選2回目のセッションがスタートした。続々とマシンがコースインし周回を重ねていく中、開始10分というところで前日のフリープラクティスで大クラッシュを喫した1号車アウディR18 e-トロン・クワトロがピットレーンへ。もとの3人のドライバー名に加え、『Gene』とマルク・ジェネの名が加えられた1号車は、ルーカス・ディ・グラッシのドライブでゆっくりとコースイン。ただ1周を行ったところで再びピットへ戻り、予選2回目の多くを作業で過ごした。

 セッションは序盤からLMP2クラスのマシンを中心にコース各所でスピン等も相次ぐが、前日1周の周回に留まったニッサンZEOD RCが、開始20分で本山哲がドライブ中にピットロード入口から少々入ったところでストップ。再びガレージに戻されてしまったが、赤旗後にドライブで再びコースインを果たしている。

 その後、2号車アウディがアンドレ・ロッテラーのドライブでタイムアップする等アタックが展開されていくが、開始から44分というところでLM-GTEプロクラスの71号車フェラーリ458がポルシェカーブ先でクラッシュ。このセッション一度目の赤旗が提示されてしまう。セッションは20時10分にリスタートとなり、残り50分の走行がスタートしていった。