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F1ニュース

投稿日: 2013.01.06 00:00
更新日: 2018.02.16 13:34

不満のレッドブル、ヒュルケンベルグに食指


 レッドブルのヘルムート・マルコは、将来マーク・ウエーバーに代わるドライバーとしてニコ・ヒュルケンベルグに関心を寄せているようだ。

 チーム7年目を迎えながら1年契約しか与えられていない36歳のウエーバーは、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるマルコから現在厳しい視線を向けられているという。
 マルコは、チームメイトのセバスチャン・ベッテルがフェラーリのフェルナンド・アロンソとタイトルを賭けて争っていた2012年最終戦インテルラゴスでのウエーバーのドライビングに満足していなかったことを明かしている。

 ウエーバーのマネジメントに今も関与しているフラビオ・ブリアトーレは、ブラジルの後に「フェラーリをサポートしたのはウエーバーだけだった」と皮肉く交じりのコメントを残している。
 一方、マルコは、「マークがブラジルで最も協力的だったとは言えない」と述べた。

 ドイツのSport Bildは、ウエーバーの後継にあたるドライバーがトロロッソのダニエル・リカルドかジャン−エリック・ベルニュになるとしているが、マルコ自身はヒュルケンベルグにも関心を示しているという。

 ヒュルケンベルグは、ザウバーと2013年の1年契約を結んでいるが、2014年にはフェラーリに加入するのではないかとも噂されている。

 マルコはヒュルケンベルグについて、こう語っている。
「数年前、彼は我々のジュニアチームの候補リストに上がっていた。しかし、ニコにはすでにメインスポンサーの『Dekra』がついており、彼らと別れることは選ばなかった」