フォース・インディアは、来季ザウバーに移籍するニコ・ヒュルケンベルグはフォース・インディアの高いポテンシャルを確認するチャンスを逃すことになったと語った。
ヒュルケンベルグはフォース・インディアのレースドライバーを1年務めた後、ザウバーと来季契約を結んだ。
ザウバーは今季4回の表彰台を獲得し、ランキング6位となり、フォース・インディアはランキング7位だった。しかしシーズン後半ではフォース・インディアの方が安定してポイントを獲得している。
フォース・インディアのチーム副代表ボブ・ファーンリーは、ヒュルケンベルグは来年フォース・インディアの高いポテンシャルを享受するチャンスを逃したと思うかと聞かれ「そう思う」と答えた。
「夏休み以降の成績を見ると、フォース・インディアのマシンは間違いなく5番手のパフォーマンスを発揮していた」
「トップ4との差は大きかったけれど、夏休み以降、前進し、それ以外のチームの前に出た」
一方チームはヒュルケンベルグが去ることを残念に思っているとファーンリーは述べた。
「ニコが去ることになりとても悲しい」とファーンリー。
「彼はチームにとって大きな財産だった。彼と働くのは楽しかった。我々にとっては損失だ。彼が去ることを本当に悲しんでいる」