ザウバーのモニシャ・カルテンボーンは、2013年にエステバン・グティエレスをレースドライバーに起用する決定が正しかったと信じている。
ザウバーは23日、来季、ニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトにグティエレスを起用することを発表し、これまでエースドライバーを努めてきた小林可夢偉と決別する道を選んだ。
現在21歳と非常に若いグティエレスは、チームのテストドライバーからの昇格となるが、グランプリの出走経験は今年のインドGPでセルジオ・ペレスの代わりを務めたFP1の90分しか持ち合わせていない。
カルテンボーンは、表彰台経験もある可夢偉を採用せず、未熟なグティエレスを起用することについて、次のように語っている。
「可夢偉がチームに加入した時も、彼にそれほど多くの経験があったわけでもなく、そのことについて我々も多少の非難を受けました」とカルテンボーン。
「セルジオ(・ペレス)を獲得した時も、同じような状況でした」
「エステバンを優秀な若手ドライバーと判断したのは、彼がフォーミュラBMWからGP3に参戦を決めた時に彼に才能を感じたからです」
「エステバンは非常に優秀なドライバーです。彼が才能を発揮し、進歩していくことができるかは我々にかかっているのです」