全日本F3選手権第1戦は鈴鹿サーキットで12周の決勝レースが行われ、国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)がポールポジションから独走で優勝。幸先良く開幕勝利を飾った。2位はフロントロウからスタートした嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)が入った。

 夕方となりかなり肌寒くなった鈴鹿サーキット。迎えた開幕戦のスタートでは、後方でNクラス佐々木大樹(NDDP EBBRO)がストールするも、大きな混乱なく戦いの火ぶたが切られた。1コーナーを制した国本は、続く2コーナーでも嵯峨を退けると、一気に後方とのギャップを広げ始める。

 午前の予選でトラブルのため走れなかった関口雄飛(ThreeBond)は、最後尾のスタートからNクラスの集団をかき分け、アグレッシブな走りで4周目には5番手までポジションを上げる。しかし、5周目に関口はコースオフ。またポジションを落としてしまう。

 トップの国本は、終盤に嵯峨に1.4秒差まで迫られるも、危なげない走りでそのまま逃げ切り嬉しい開幕戦勝利! 嵯峨がそのまま2位に入り、3位には予選ポジションのままアレキサンドレ・インペラトーリ(TODA FIGHTEX)が入った。全日本F3デビューのラファエル・スズキ(PETRONAS TOM'S F308)は4位。関口は再び吉田広樹(MJハナシマレーシングF308)を追い抜き5位でチェッカーを受けた。

 Nクラスは、トップスタートだった小林崇志(HFDP RACING F307)が1周目に千代勝正(BPダイシンルボーセF305)にポジションを奪われるも、1周目の130Rで抜き返しそのまま嬉しい優勝。千代が2位でフィニッシュした。3位には昨年のFCJ王者の三浦和樹(HFDP RACING F307)が入り、初のF3で表彰台を獲得した。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円