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国内レース他ニュース

投稿日: 2010.04.17 00:00
更新日: 2018.02.15 19:27

全日本F3第1戦:国本がポール・トゥ・ウインで開幕戦を制す


 全日本F3選手権第1戦は鈴鹿サーキットで12周の決勝レースが行われ、国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)がポールポジションから独走で優勝。幸先良く開幕勝利を飾った。2位はフロントロウからスタートした嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)が入った。

 夕方となりかなり肌寒くなった鈴鹿サーキット。迎えた開幕戦のスタートでは、後方でNクラス佐々木大樹(NDDP EBBRO)がストールするも、大きな混乱なく戦いの火ぶたが切られた。1コーナーを制した国本は、続く2コーナーでも嵯峨を退けると、一気に後方とのギャップを広げ始める。

 午前の予選でトラブルのため走れなかった関口雄飛(ThreeBond)は、最後尾のスタートからNクラスの集団をかき分け、アグレッシブな走りで4周目には5番手までポジションを上げる。しかし、5周目に関口はコースオフ。またポジションを落としてしまう。

 トップの国本は、終盤に嵯峨に1.4秒差まで迫られるも、危なげない走りでそのまま逃げ切り嬉しい開幕戦勝利! 嵯峨がそのまま2位に入り、3位には予選ポジションのままアレキサンドレ・インペラトーリ(TODA FIGHTEX)が入った。全日本F3デビューのラファエル・スズキ(PETRONAS TOM'S F308)は4位。関口は再び吉田広樹(MJハナシマレーシングF308)を追い抜き5位でチェッカーを受けた。

 Nクラスは、トップスタートだった小林崇志(HFDP RACING F307)が1周目に千代勝正(BPダイシンルボーセF305)にポジションを奪われるも、1周目の130Rで抜き返しそのまま嬉しい優勝。千代が2位でフィニッシュした。3位には昨年のFCJ王者の三浦和樹(HFDP RACING F307)が入り、初のF3で表彰台を獲得した。

全日本F3選手権第1戦鈴鹿 決勝結果
天候:晴れ 路面:ドライ
Pos.ClassNo.DriverCarTypeLapsGridQualifyrn
1C1国本雄資PETRONAS TOM'S F308ダラーラF308/1AZ-FE1211'53"749rn
2C62嵯峨宏紀DENSO・ルボーセF308ダラーラF308/1AZ-FE1221'53"789rn
3C2A.インペラトーリTODA FIGHTEXダラーラF308/MF204C1231'54"954rn
4C36R.スズキPETRONAS TOM'S F308ダラーラF308/1AZ-FE1271'55"790rn
5C12関口雄飛ThreeBondダラーラF308/SR20VE1217No Timern
6C5吉田広樹MJハナシマレーシングF308ダラーラF308/1AZ-FE1251'55"464rn
7N8小林崇志HFDP RACING F307ダラーラF307/3S-GE1241'55"454rn
8N63千代勝正BPダイシン ルボーセF305ダラーラF305/3S-GE1261'55"750rn
9N7三浦和樹HFDP RACING F307ダラーラF307/3S-GE1281'56"526rn
10N23佐藤公哉NDDP EBBROダラーラF306/3S-GE12101'56"666rn
11N22佐々木大樹NDDP EBBROダラーラF306/3S-GE12111'57"201rn
12N37蒲生尚弥TDP SPIRIT F307ダラーラF306/3S-GE1291'56"556rn
13N20G.トンプソンACHIEVEMENT by KCMGダラーラF306/3S-GE12141'57"862rn
14N77小泉洋史staff-one・CMSダラーラF306/3S-GE12151'58"243rn
15N18銘苅翼AIM-SPORTS F307ダラーラF306/3S-GE12131'57"852rn
16N19黒田吉隆ACHIEVEMENT by KCMGダラーラF307/3S-GE12121'57"649rn
17N21大波肇ACHIEVEMENT by KCMGダラーラF305/3S-GE12161'59"498
ファステストラップ:国本雄資(PETRONAS TOM'S F308) 1'53"781(2/12)