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国内レース他ニュース

投稿日: 2015.06.06 00:00
更新日: 2018.02.17 08:29

全日本F3第8戦富士:山下が逆転を果たし今季4勝目


 全日本F3選手権は6日、第8戦・第9戦の予選、第8戦の決勝レースが富士スピードウェイを舞台に行われ、第8戦の予選ではルーキーの福住仁嶺(HFDP RACING F312)が自身初のポールポジションを獲得、第9戦の予選ではニック・キャシディ(PETRONAS TOM’S F314)が自身4回目のポールポジションを獲得した。引き続き行われた第8戦の決勝レースでは、福住はトップを守り切れず、山下健太(PETRONAS TOM’S F312)が逆転を果たし、今季4勝目を獲得した。

 金曜日の専有走行こそコンディションに恵まれたものの、その直後から土曜日の未明まで降り続いた雨によって、午前9時からスタートの予選は一部に濡れた場所を残したままに。それでも予想以上に回復が早かったこともあり、全車がスリックタイヤを装着して走行することとなった。予想どおり、どの選手も走り始めのタイムは低調だったものの、路面状況の向上とともにどんどんタイムが更新されていく。

 めまぐるしくトップが変わっていく中、最後の計測ラップで1分35秒484をマークして、自身初となるポールポジションを獲得したのは福住。今回は普段以上に僅差で、その福住からコンマ1秒以内に山下、高星明誠(B-MAX NDDP F312)、高橋翼(HFDP RACING F312)の3人も並ぶこととなった。「初めてのポールポジションは緊張しますが、しっかりスタートを決められるよう、集中していきたいと思います」と福住。