更新日: 2018.02.16 23:05
千代、ブランパン開幕戦に挑む。予選はクラス6番手
今季、ニッサンGTアカデミー・チームRJNからニッサンGT-RニスモGT3を駆りブランパンGTシリーズに参戦している千代勝正。この週末、イタリアのモンツァで開幕戦に臨んでいるが、予選で総合17番手/プロ-アマ・クラスで6番手と上々の滑りだしをみせている。
全日本F3やスーパーGT300クラスでキャリアを積み、その速さに定評がある千代。今季はニッサン/ニスモが進める若手ドライバー育成活動『ニスモグローバルドライバーエクスチェンジ』の下、ヨーロッパへの挑戦を開始。40台のGT3カーが激戦を展開する、ブランパンGTシリーズに挑む。
千代は今季、35号車ニッサンGT-RニスモGT3を駆り、ミゲル・ファイサ、マーク・シュルツイスキーとトリオを組んでプロドライバーとアマチュアが組むプロ-アマクラスに参戦。事前にテストの機会がなくいきなりモンツァの初戦を迎え、金曜日のフリープラクティスが初走行となったが、そんなハンデもみせず、堂々とした走りを披露した。
千代によれば、40台ものGT3カーが一度にコースインしアタックする難しさは感じつつも、決勝では十分前に出られる手応えを感じているという。
「フェラーリやアウディ、マクラーレンが特にライバルとして手強く感じましたね」と予選を終えた千代。
「スーパーGTと違ってタイヤがピレリのワンメイクなので日本とはまったく違います。タイヤの使い方を学びながら、ヨーロッパのサーキットに合わせたセットアップについては、エンジニアを信頼して託しています」
モンツァで行われるブランパンGTシリーズの開幕戦の決勝レースは、日本時間の21時45分スタート。オフィシャルサイト(http://www.blancpain-gt-series.com)で中継される予定だ。