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F1ニュース

投稿日: 2014.07.26 00:00
更新日: 2018.02.17 01:47

可夢偉「久しぶりにいい金曜。ライバルと戦えそう」:ケータハム金曜コメント


 2014年F1ハンガリーGPの金曜プラクティスで、ケータハムの小林可夢偉は19位/19位という結果だった。

■ケータハムF1チーム
小林可夢偉 フリー走行1=19位/2=19位
 全体的にここ最近と比べるといい金曜日でした。走行するたびに進歩しましたし、タイムを見る限り久しぶりに直近のライバルと戦えそうな感じがします。そのためにカギになるのは僕らとルノーの信頼性なので、今日の成り行きには満足すべきでしょう。

 チームメイトと同様、FP1の最初の走行ではほとんどグリップがなく、フロントとリヤのブレーキがロックする問題を抱えていました。そのためクルマにたくさんの変更を施し、2回目の走行に出て行った時にはわずかながら改善が見られました。

 グリップは相変わらずかなり低く、実際のバランスがどうなのか判断することができませんでした。コーナーごとにオーバーステアからアンダーステアへと変化していたので、メカニカル面と空力面にさらに変更を加えたところ、タイムが向上し始めました。セッションが終わるころにはグリップが改善してきて、ようやくいいバランスが見えてきました。でもそれと同様に重要なのは、信頼性のトラブルなくクリーンなセッションを走り、プログラムすべてを終えることができたことです。

 FP2ではミディアムタイヤで最初のランに取り掛かりましたが、ほぼ1周にわたってひどいアンダーステアに見舞われました。さらにメカニカルの変更を試みたところ、バランスは少し改善しましたが、2回目のランでマークした自己ベストラップで小さなスピンをしたため、ピットに戻りソフトタイヤを初めて履きました。

 ミディアムよりソフトでの方がクルマの感触は間違いなくよく、ロングランでもとても長持ちしました。つまり日曜に向けて戦略のいい選択肢を得ることができたといえます。

 明日と日曜にこのパフォーマンスをつなげ、予選と決勝で全力を尽くして戦うことを目指します。