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F1ニュース

投稿日: 2010.10.09 00:00
更新日: 2018.02.15 22:49

可夢偉「走りを見せられずファンの皆に申し訳ない」────BMWザウバー土曜コメント


 2010年F1第16戦日本GPの土曜予選が悪天候で日曜に延期になった後、BMWザウバーの小林可夢偉は、鈴鹿サーキットでびしょ濡れになりながら、走るマシンをほとんど見れなかったファンの皆に申し訳ないとコメントした。

■BMWザウバーF1チーム
ニック・ハイドフェルド
 F1マシンでのアクアプレーニングは、基本的に他のマシンに乗っているときと同じだ。ドライバーには成す術がない。アクアプレーニングを避けるために車高を高くすることはできる。アクアプレーニングはマシンのフロアと関係して起こるものだからね。でもコース上の水の量が多いと、タイヤが浮いて、水をかきわけることができない。あとは、水しぶきによる視界の悪化が、安全面で問題になる。Q1で24台が走れば、誰かがスピンしてもそれは他のドライバーには見えないし、クラッシュを避けることはできないんだ。

小林可夢偉
 グランドスタンドの観客の皆さんには本当に申し訳なく思っている。F1ファンは皆今週末をとても楽しみにしていたのに、今日はほとんどマシンを見ることができず、びしょ濡れになった。でも安全面が最優先されなければならないのは明らかだ。このコンディションでは僕らは走ることができない。天気がよくなるのを待つことしかないんだ。