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F1ニュース

投稿日: 2013.06.30 00:00
更新日: 2018.02.16 16:59

大波乱のイギリスでロズベルグV、ベッテル脱落


 F1第8戦イギリスGPは、30日13時(日本時間21時)より決勝レースが行われ、大波乱のサバイバルレースを生き残ったニコ・ロズベルグが今季2勝目を挙げた。

“ブリティッシュウェザー”と言われ不安定な天候で知られるイギリスGPらしからぬ好天の中はじまったレースは、4台ものマシンが左リヤタイヤのバーストに見舞われたほか、2度のセーフティカーが導入されるという波乱の展開となった。

 スタートでは、ポールポジションのルイス・ハミルトンがトップを守ると、2番手にセバスチャン・ベッテルが浮上。ハミルトンは序盤からファステストラップを連発してベッテルとのマージンを2秒近くにまで広げる。しかしハミルトンは8周目に左リヤタイヤが突如バースト。彼は大幅な後退を余儀なくされ、代わってベッテルが首位に浮上した。

 各車15周目までにピットストップを終えると、ベッテルがトップをキープ。2番手にはスタートで3番手に後退していたニコ・ロズベルグがつける。ただ、10周目にフェラーリのフェリペ・マッサが、そして15周目にジャン-エリック・ベルニュがハミルトンと同様に左リヤタイヤのバーストに襲われると、コースにデブリが散乱した影響したため、16周目からセーフティカーが導入された。

 22周目にリスタートを迎えるも、上位に大きな変動はなく、その後はベッテルとロズベルグの2台がハイペースで走行。3番手以下を10秒近く引き離してレースをリードしていく。しかし、終盤に差し掛かった41周目に、ベッテルのマシンが突如スローダウン。そのままマシンをストップさせてしまう。これによりロズベルグがトップに立つこととなったが、同時にベッテルのマシンを撤去するためこの日2度目となるセーフティカーが導入される。