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F1ニュース

投稿日: 2016.02.29 00:00
更新日: 2018.02.17 13:13

新予選方式、偶然性が予選結果を左右する可能性も


 レッドブルのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、どのチームも新予選フォーマットをすぐに理解して「最適解」を見つけるだろうと考えている。

 先週、ジュネーブで開かれたストラテジーグループとF1委員会の会合の後、予選を「ノックアウトシステム」に変更することが発表された。ただ、同じ週の土曜日にはバーニー・エクレストンが、必要な計時ソフトウェアの開発に時間がかかるため新フォーマットの導入は早くても5月のスペインGPになることを明らかにしている。

 この新方式は、3つ予選セクションのそれぞれにおいて、持ちタイムが最も遅いドライバーが一定の間隔で順次脱落していき、最後に残ったふたりがポールポジションを争うというもの。これに対するパドック内の反応には賛否両論があるなかで、ホーナーは最初のうちこそ多少の混乱があるかもしれないが、最終的には最も速い者が最前列を占めるとの見方を示した。

「現在のシステムから大きくかけ離れたものではない」と、彼は英国オートスポーツに語った。
「最初のランからきちんと走ることが、これまでよりも重要になるだろう。だが、予選の3つのセクションを通じて使うタイヤのセット数もそれほど変わらないはずだし、要は正しいタイミングでタイムを出していく必要があるだけだと思う」