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スーパーGTニュース

投稿日: 2016.01.21 00:00
更新日: 2018.02.17 12:36

新型プリウスGTはドライバビリティ重視で開発


 東京オートサロン2016の会場でお披露目されたZVW50型プリウスをベースとした新型プリウスGT。開発を担ったaprの嵯峨宏紀とチーム監督である金曽裕人氏に話を聞いた。

 aprが今季のスーパーGTに2台投入する新型プリウスGTは、昨年12月に発売された第4世代プリウス(ZVW50型)がベースとなっている純国産のGTマシン。昨年までのZVW30型プリウスGTに搭載されてきたハイブリッドシステムやRV8Kエンジンをミッドシップに搭載する駆動方式は継承しつつも、シャシーが一新されているほか、空力面についてもTRDが第4世代プリウス向けカスタムパーツ製作に使用したCFDデータを基に作りこまれている。

 31号車をドライブする嵯峨によれば、開発が本格的に動き出したのは昨年夏ごろ。しかし、第4世代プリウスをベースとする新型マシンを投入することは「15年シーズン開幕前に決まっていた」という。第4世代プリウスは2015年9月のラスベガスでお披露目されており、その5ヵ月以上前から計画が進んでいたことになる。aprの金曽監督は「新型の市販車モデルの発売に合わせる形で、マシンを設計していくのは初めての経験だった」と開発を振り返った。

「今までは、なにか形のあるものを使っていたので、ある程度予測することができました。しかし、今回に限っては架空のものと戦う必要があり、ある程度“空想”というか、ZXV30型プリウスはこうだったからと先行して設計を始めた部分が多かったですね。そのため、ボディは想像より絞られている部分やまったく異なる形状になっている部分もありました」


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