アブダビのF1若手ドライバーテスト3日目は、ロータスのダビデ・バルセッキがトップタイムをマークした。
テスト最終日となった3日目。この日、タイムシートのトップにつけたのは、ロータスをドライブしたバルセッキだった。今季のGP2でチャンピオンを獲得したバルセッキは、ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)が初日に記録した3日間の総合トップタイムにこそ及ばなかったものの、前日、レッドブルRB8でトップにつけたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタを1000分の2秒上回り、総合でも2番手につけた。
ゲイリー・パフェットからテストを引き継ぐかたちとなったマグヌッセンはこの日2番手。続く3番手には、ザウバーのエステバン・グティエレスが前日の自己ベストをコンマ4秒更新し、総合でも4番手につけた。グティエレスはこの2日間で今テスト最多となる173周を重ねている。
初日にザウバーをドライブしたロビン・フラインスは、この日レッドブルで53周を走り4番手。午前中にマクラーレンをドライブしたオリバー・ターベイが5番手となった。
6番手はトロロッソのルイス・ラジア、アレクサンダー・ロッシを走らせたケータハムは3日間すべてで最下位に終わった。
昨年のテストでは、チャンピオンマシンのレッドブルRB7をドライブしたジャン−エリック・ベルニュがセバスチャン・ベッテルのポールタイムに迫る走りを見せたが、今年はルイス・ハミルトンのPPタイムから2秒のギャップが開く結果となった。
