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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.08.13 00:00
更新日: 2018.02.17 02:10

15年開催のFIA-F4の内容がJAFレース規定に記載


 JAF日本自動車連盟は12日、2015年の日本レース選手権規定について発表したが、この中に、新たに15年から開催に向け計画が動き出しているFIAフォーミュラ4について記載されている。

 FIAフォーミュラ4は、現在日本で開催されているF4とは異なるもので、FIA国際自動車連盟がF3を目指す15歳からの若手ドライバーのための下位カテゴリーとして導入を目指しているもの。F3並みの安全基準をもったカーボンモノコックシャシー、140〜160馬力のエンジンを搭載しながらも、厳しいコストキャップが敷かれている。

 また、FIAの計画では各国のASN(日本で言えばJAF)がシリーズを運営するか、ASNとプロモーターがシリーズを運営する形で世界各国でF4レースを開催する方向となっており、日本ではスーパーGTをプロモートするGTアソシエイションが名乗りを上げている。坂東正明代表によれば、フォーミュラの若手育成や教育等も含めて開催したい意志を現している。

 すでに今季からタトゥース製のFIA-F4シャシーがイタリアでレースを行っており、開幕戦では笹原右京がスポット参戦ながら優勝。その笹原いわく、FIA-F4はかなり「固い」印象だが、カート上がりにとってはすんなりと馴染めるカテゴリーだという。シャシーについてはこのタトゥース、ダラーラ、ミゲールなどのシャシーメーカーがF4開発を目指しており、日本でもJMIA日本自動車レース工業会が、童夢F110シャシーを今月末に公開予定だ。