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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.10.20 00:00
更新日: 2018.02.17 03:40

ELMS:SLRがLMP2初優勝。王座獲得はアルピーヌ


 ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)は19日、エストリル・サーキットで今季最終戦となる第5戦の決勝レースが開催され、セバスチャン・ローブ・レーシング(SLR)のビンセント・カピラール/ジミー・エリクソン組24号車オレカ03R・ニッサンが初優勝を飾った。チャンピオンシップでは、5位に入ったシグナテック・アルピーヌが2年連続のチャンピオンを獲得している。

 シリーズのトップカテゴリーとなるLMP2クラスをはじめ、LM-GTEクラス、そしてGTCクラスの3クラスともに、王座争いが最終戦まで持ち越される形となった今季のELMS。予選では、JOTAスポーツの38号車ザイテックZ11SN・ニッサンがポールポジションを獲得。ティリエ・バイ・TDSレーシングの46号車リジェJS P2・ニッサンが2番手に続き、シグナテック・アルピーヌの36号車アルピーヌA450b・ニッサンが3番手を獲得した。

 6番手から4時間の決勝レースに臨んだSLRの24号車オレカは、ライバル勢がトラブルやペナルティで後退するなか、トラブルフリーで走行。レース終盤に首位を確保すると、そのままトップでチェッカーを受け、チームにLMP2クラスでの初勝利をもたらした。

 一方、ポールポジションからスタートした38号車ザイテックは序盤から首位をキープするが、スタートから1時間というところで36号車アルピーヌにポジションを奪われることに。その後のレースをリードしていった36号車アルピーヌだったが、ピットストップの際の作業人数に違反があったとしてストップ&ゴー・ペナルティを課されると、そのペナルティを消化した際にも違反があったとして今度は3分間のピットストップペナルティを受け、首位争いからは脱落する。