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F1ニュース

投稿日: 2015.05.10 00:00
更新日: 2018.02.17 07:55

F1スペインGP 予選トップ10ドライバーコメント


 F1第5戦スペインGPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、予選の戦いを語った。

ニコ・ロズベルグ 予選=1位
「今日の仕事はうまくいった。難しいコンディションだったけれど、チームのおかげでセットアップを決めて、うまくまとめることができた。今週末はマシンの感触がとてもいいし、セッションごとに改善していくことができた。明日はいいスタートを決めて、レースをコントロールしていきたい。決勝を走るのが待ち切れない思いだよ。まずはいい結果を出せたが、肝心なのは日曜だ。僕は早い段階で予選パフォーマンスを改善する必要があった。バーレーンのことがまだ忘れられない。(前回は予選の戦略を誤りQ3でリズムに乗れず失敗したので)同じミスは絶対にしたくなかった。今日はQ2でうまくリズムに乗り、最終的にいい結果を出すことができた。ここはオーバーテイクが難しいから、一番前からスタートできるのは大きなアドバンテージだ。このマシンなら優勝を狙える」

ルイス・ハミルトン 予選=2位
「今日はとても苦労した。僕はベストを尽くしたけれど、それでも十分な速さがなかった。ニコ(・ロズベルグ)は本当にいい仕事をした。今のところ彼の方がマシンバランスに満足できているようだ。今日はリヤの動きが鈍く、オーバーステアでトラクションがよくなかった。そのためにミドルセクターで大幅に時間を失った。最終的に2位を獲得できたのでそれほど悪くはない。もちろんポールポジションにつくことができればレースが楽になるけれど、ポール以外のグリッドから勝てないわけではない。通常ここではアウト側のグリッドの方が路面がクリーンで、いいスタートを切ることができる。オーバーテイクが難しく、ポジションを上げる最大のチャンスはスタートとピットストップだ。それでもいつもどおり最善を尽くす。毎戦チャンピオンシップのことを考えてレースをしている。いつもどおりの走りをするつもりだ。今のところ最高の週末とはいえないが、まだ終わったわけじゃない。肝心なのは明日だ。いいバランスが見つけられず、前寄りにしたり後ろ寄りにしたり、変更を繰り返していた。風の影響が大きい。ニコは週末を通してバランスをそれほど変更せずに済んでいる。最初から快適に乗れているんだ。明日の決勝ではうまくいくことを願っている」

セバスチャン・ベッテル 予選=3位
「ニコ(・ロズベルグ)とルイス(・ハミルトン)の後ろというのはあまりいい位置とはいえないけれど、今日の僕らにはこれが精いっぱいだった。だから予選には満足している。今週末はバランスを見つけてマシンの感触をつかむという作業が、過去数戦よりも簡単ではない。明日何ができるかを見ていくよ。マシンを向上させてきたけれど、今週末の路面コンディションは少しトリッキーだ。風がとても強く、マシンが不安定になり、タイヤも少し硬すぎるようでうまく機能しない。でもメルセデスは僕らほど苦労していないみたいだ。それでこれまでよりギャップが広がっているように思える。明日は彼らにプレッシャーをかけることができるだろう。長いレースになるから何ができるか見ていくよ。いい戦略を見つけ出したい。メルセデスと同様に僕らも新品タイヤを1セット決勝に残してある。ずっと彼らについていけるといいね。改善の余地はあるし、明日のコンディションが僕らに適したものになって今日より強さを発揮できるよう願っている。いつもどおりベストを尽くすよ。(メルセデスとの)ギャップは相変わらずあるし、過去2戦と比べてむしろ少し広がったと思う。理由はいくつかあるのだろう。今週末、僕らはいつもより苦労している。でも彼らはすべてのセッションでどちらのタイヤでも競争力が高いことを示している。明日の決勝では少し近づければいいね。これが実際のギャップなのかどうかを確かめたい」