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スーパーGTニュース

投稿日: 2010.10.24 00:00
更新日: 2018.02.23 11:52

GTA、2013年からのDTM規則統一に「柔軟に対応したい」


 24日、スーパーGT第8戦ツインリンクもてぎの会場で行われたGTアソシエイションの定例記者会見で、坂東正明GTA代表は、一部ヨーロッパで報道されたDTMとの技術規則統一の2013年前倒しについて「見直しが必要であればやぶさかではない。我々は2013年に施行できるのであればいい話ではあるので、柔軟に対応したい」とコメントした。

 すでにBMWのDTM復帰が決まり、アメリカでDTMのシリーズが展開されるなど進行しつつあるDTMとの技術規則統一。一部報道では「来月には合意に至るのではないか」「2013年に前倒しされるのではないか」と伝えられているが、坂東代表によれば、ヨーロッパのメーカーにも、日本メーカーの中にも2013年からの統一を希望するメーカーがあるようだ。

 坂東代表によれば、JAFのマニュファクチャラー部会を通じて技術規則統一に向けた交渉が進んでおり、当初の予定どおり、2015年からの施行の予定で11月中に合意する予定だという。ただ、「あくまで2015年がターゲットだが、前倒しにするかはその後の話。見直しが必要であればやぶさかではない。我々は2013年に施行できるのであればいい話ではあるので、柔軟に対応したい」と、この技術規則統一を2013年に前倒しすることについて柔軟な姿勢をとっていると明らかにした。

 しかし坂東代表は、この件に関して「営業戦略の一環としてのモータースポーツのあり方という部分で、日本メーカーの営業サイドで、モータースポーツだけが浮いているような状況。ヨーロッパのメーカーはそれができている。スーパーGTがDTMと規則を同じにするのであれば、日本の企業は営業戦略の一環としてきちんとモータースポーツを捉えなければいけない」と改めて日本メーカーのモータースポーツに対する考え方に対して、より一層の努力を願った。


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