英autosport.comは、DTMドイツツーリングカー選手権と日本のスーパーGTの間で進められていた技術規定統一の交渉が11月にはまとまるだろうと報じている。英autosport.comに対して、DTMを統括するITRのハンス・ベルナー・アウフレヒトが語ったもの。
昨年のスーパーGT最終戦もてぎにITRの代表団が訪問したあたりから表面化したこのスーパーGT500クラスとDTMとの技術規定統一交渉。GT500クラスとDTMの技術規定を共通化し、それぞれのレースフォーマットの中で走らせようというのが今回の狙いだ。
英autosport.comにアウフレヒト代表が語ったところによれば、JAF日本自動車連盟の間で進められていた交渉は合意間近まで来ており、統一規則がスタートするのは2013年からだとしている。
「日本との交渉は現在、最終局面まで来ている」とアウフレヒト代表。
「11月には合意に達して、双方から発表することができるだろう。もしJAFからこの合意を得ることができれば、将来GT500用に製造されたマシンがDTMを走ることができるようになる」
DTMはまた、アメリカのロレックス・グランダム・シリーズと続けていた交渉の末、NASCAR、グランダムと12レースを共同開催し、DTMアメリカシリーズを立ち上げると計画しているようだ。