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投稿日: 2010.07.04 00:00
更新日: 2018.02.23 11:33

IRL第9戦ワトキンスグレン予選:W.パワーが2戦連続PP。琢磨は予選最上位となる5番手!


 IZODインディカー・シリーズ第9戦ワトキンスグレンのクオリファイが3日行われた。ウィル・パワー(ベリゾン・ペンスキー)が2戦連続となるポールポジションを獲得。佐藤琢磨(ロータス/KVレーシング)は、ファイアストン・ファストシックスに進出し、自己最上位の5番手につけた。武藤英紀(ニューマン・ハース)は14番手で予選を終えている。

 第3戦アラバマ以来となる久々のロードコースとなった第9戦ワトキンスグレン。2つのグループに分かれて行われる予選第1セッション。第1グループでトップに立ったのはエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)。1分30秒4680をマークして第2セッションへ進む。佐藤琢磨、武藤英紀が走行した第2グループでは、ダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)が1分30秒0390でトップに立つ。佐藤琢磨は4番手で第2セッションへ進出。武藤英紀はこのグループ7番手のタイムで終わり、あと一歩のところで次に進むことはできなかった。

 各グループ上位6台、計12台で争われる第2セッション。ここでトップに立ったのはウィル・パワー。好調のペンスキー勢にダリオ・フランキッティが3番手と肉迫。昨年のウイナー、ジャスティン・ウィルソン(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)が5番手。そして琢磨が1分30秒0428をマークし6番手で、第3セッションへ。今回デビューしたA1GPチャンピオンのアダム・キャロル(アンドレッティ・オートスポーツ)は10番手で初めのインディ予選を終えた。

 ポールポジションを決定する第3セッション“ファイアストン・ファストシックス”。このセッションでもチーム・ペンスキーの3人が席巻。好調のパワーが早々に最速となる1分29秒3164をマーク。カストロネベスの逆転を狙ったタイムアタックもターン8でグラベルにつかまり届かず。パワーが2戦連続となるポールポージションを獲得した。プラクティスでトップだったライアン・ブリスコが3番手に入り、ポール連続獲得中のチーム・ペンスキーは09年第11戦以来となるトップ3グリッド独占を果たした。4番手にはフランキッティ。琢磨は第3セッションでタイムを伸ばせなかったが1分30秒1410でウィルソンを抜き5番手と自身最上位のスタートポジションを確保した。

決勝レースは4日15時30分(日本時間5日4時30分)から60周で争われる。


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