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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.04.13 00:00
更新日: 2018.02.16 15:25

WECシルバーストン開幕。アウディが初日トップ


 WEC世界耐久選手権の2013年第1戦が12日、イギリスのシルバーストンで開幕し、初日のフリープラクティス1/2が行われた。初日は1号車アウディR18 e-トロン・クワトロを駆るアンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラー組がトップタイムをマークした。

 あいにくの悪天候に見舞われたWEC第1戦シルバーストンの金曜日フリー走行。アウディが開幕戦から2台のR18 e-トロン・クワトロを、一方のトヨタは2台のTS030ハイブリッドをエントリーさせ2大ワークスの戦いが予想される今シーズンだったが、金曜はアウディの先行という結果に終わった。

 雨のまま終わったフリープラクティス1では、ロイック・デュバル/トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュ組2号車アウディがトップタイムをマーク。1号車が続きアウディがワンツーとなった。3番手はスーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿のため中嶋一貴を欠くアレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール組7号車トヨタTS030ハイブリッド、4番手はアンソニー・デイビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン組8号車トヨタという結果になった。

 続くフリープラクティス2では雨が一旦上がり、スリックで走行できる時間帯もあったものの、ふたたび雨が降り出すことに。そんな中、ロッテラー駆る1号車アウディがデュバル駆る2号車を僅差でおさえ、初日のトップタイムをマークすることになった。

 3番手には7号車が続き、4番手にはガソリンエンジン車の最上位となるストラッカ・レーシングのHPD ARX-03c・ホンダがつけた。5番手はニック・ハイドフェルドが乗り込むレベリオン・レーシングの12号車ローラB12/60・トヨタ、6番手は8号車トヨタという結果になっている。

 LMP2クラスの最上位にはロマン・ルシノフ/ジョン・マーティン/マイク・コンウェイ組デルタADRのオレカ03・ニッサンがつけ、グリーブス・モータースポーツの41号車ザイテック・ニッサンが2番手、OAKレーシングの24号車モーガン・ニッサンが3番手という結果に。

 LM-GTEプロクラスは小林可夢偉/トニ・バイランダー組71号車フェラーリ458GTEがトップタイム。アストンマーチン・レーシングの99号車が2番手、ポルシェAGチーム・マンタイの新型911 RSRは3番手・4番手につけた。