AFコルセの小林可夢偉が、WEC世界耐久選手権の開幕戦シルバーストン6時間の初日フリー走行を振り返った。
今シーズン、フェラーリドライバーとしてイタリアチームのAFコルセからWECのLMGTE Proクラスに参戦を始めた可夢偉は、チームメイトのトニ・バイランダーとともにシルバーストン初日2回のフリー走行に臨んだ。
彼らの走らせるフェラーリF458イタリアは、雨絡みとなった初日2回のフリー走行で、バイランダーがクラストップタイムをマーク。1回目はAFコルセのもう一台、ジャンカルロ・フィジケラとジャンマリア・ブルーニがドライブするフェラーリの51号車にコンマ3秒差をつけ、2回目は、日本のスーパーGTでウイダー モデューロ HSV-010を駆るフレデリック・マコウィッキ擁するアストンマーチン・バンテージV8にコンマ7秒近い差をつけた。
「F1とはルールも全然違う」と、若干のとまどいを見せている可夢偉だが、「明日はまず、しっかりとポールポジションを獲れるように頑張る」と語っている。