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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.12.01 00:00
更新日: 2018.02.17 04:40

WEC最終戦で大クラッシュもウエーバーは無事


 ブラジル・インテルラゴスで行われたWEC世界耐久選手権の今季最終戦の中で、20号車ポルシェ919ハイブリッド(LMP1-Hクラス)と90号車フェラーリ458イタリア(LM-GTEアマクラス)が絡む大きなクラッシュが発生した。ドライバーのマーク・ウエーバーとマッテオ・クレッソーニは無事だった。

 現地時間30日13時(日本時間12月1日午前0時)からスタートした6時間のこのレース。残り30分を切ったタイミングで、6番手を走行していた20号車ポルシェが、最終コーナーでハイスピードのままアウト側にクラッシュ。また、横を向いた20号車ポルシェの右サイドに90号車フェラーリが突っ込む形となり、20号車は今度はイン側に弾き飛ばされてしまう。

 イン側のウォールにヒットしてストップした20号車だったが、リヤが大破するとともに出火もある状態。一方の90号車も、20号車に突っ込んだままアウト側にマシンを止める形に。これにより、レースではセーフティカーが導入された。

 90号車をドライブしていたクレッソーニは自らマシンを降りたことから無事が確認されたが、ウエーバーはなかなかマシンから姿を見せず、サーキット内も一時騒然とした状態に。ただ、駆けつけたマーシャルたちによりストレッチャーに乗せられたウエーバーは、手を上げて無事であることをアピール。また事故直後にはチームに無線を入れていた。検査のためメディカルセンターに運び込まれたウエーバーだが、FIAによると意識はあるという。またクレッソーニは、コース脇で検査を受け、メディカルセンターには向かっていない。

 ただ、ウエーバーとクレッソーニの怪我などについての詳細や、クラッシュの詳しい経緯などについては、現在のところ分かっていない。