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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.05.03 00:00
更新日: 2018.02.17 07:45

WEC:ポルシェとの接戦制し7号車アウディが2連勝


 WEC世界耐久選手権第2戦スパ・フランコルシャンは2日、6時間の決勝レースが行われ、ポルシェとのマッチレースを制したマルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組の7号車アウディR18 e-トロン・クワトロが優勝。開幕戦シルバーストンに続く2連勝を飾ることとなった。

 6月に行われるル・マン24時間に向けた最後の実戦ともなる今回のスパ戦には、アウディ陣営が例年と同じく3台目のマシンを投入したほか、ポルシェも初の3台体制で参戦。また、アウディはレギュラー参戦の7号車と8号車をル・マンに向けたローダウンフォース仕様として投入している。

 初日は雨がらみとなったスパだったが、予選日となる1日からはドライコンディションに。予選では17号車ポルシェ919ハイブリッドがポールポジションを獲得するとともに、ポルシェ陣営が予選トップ3を独占。7号車、8号車のアウディ陣営が続き、6〜7番手にトヨタTS040ハイブリッドの2台が続く形となった。

 迎えた2日の決勝レースは、薄曇りのもと現地時間14時30分からスタート。ポールポジションの17号車を先頭に、ポルシェがトップ3をキープしてオープニングラップを終える。17号車は、序盤40分で10秒以上のリードを構築するなどハイペースで走行。ただ、最終コーナー手前でコースアウトした際に、ショートカットを用いてコースへ復帰したことが審議対象となり15秒のストップ&ゴーペナルティを科されたほか、リヤサスペンションのトラブルによりピットで4分ほどの作業を受けたこともあり、首位争いからは後退してしまう。