4月28日、アルゼンチンで行われたWRC世界ラリー選手権第5戦のデイ2。TOYOTA GAZOO Racing WRTはヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合6番手、ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)が総合9番手で走りきった。
ラリー・アルゼンティーナのデイ2は、アルゼンチンのビジャ・カルロス・パスを中心に8SSで争われた。この日のステージは、コース上のいたる所に大きな石が転がる路面コンディションだったため、多くのマシンがトラブルやアクシデントに見舞われ、耐久色の強い1日となった。
前日、総合5番手につけていたラトバラは、早い出走順にもかかわらず粘り強い走りでペースを維持。上位勢がトラブルから後退したこともあり、SS6終了時点で総合2番手までポジションをあげてみせる。
しかし、午後のステージでエンジン温度が上昇するトラブルが発生。加えてSS8ではパンクにも見舞われたため、トップと1分29秒9差の総合6番手までポジションを落としてしまった。
チームメイトのハンニネンは、午前の走行でエンジンのパワーが上がらないトラブルがあり、思うようにペースを上げられず。しかし、日中のサービスパークでチームのメカニックとエンジニアが問題を解決したため、午後はペースアップ。総合9番手でデイ2を終えている。
■トミ・マキネン「両クルーは困難なコンディションにうまく対処し、持てる力を最大限発揮」
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