TOYOTA GAZOO Racing WRTのチーム代表、トミ・マキネンは「今日のステージはWRCよりも、同じくアルゼンチンの大地を舞台とするダカールラリーに近いラフな路面コンディションだった」とデイ2を振り返る。
「しかし、ヤリスWRCは2台揃って1日を走り切り、その強さを証明した。いくつか小さなトラブルが起こったのは事実だが、いずれ(のトラブル)もすでに解決できていて、多くのことを学べた」
「このようなラリーではクレバーに戦うことがとても大切になるが、両クルーはいくつかのアンラッキーな出来事にも関わらず、困難なコンディションにうまく対処し、持てる力を最大限に発揮してくれたよ」
「(事前に行う)レッキの時とは路面の状態が大きく異なっていて、難しい条件下での走行になったが、彼らはうまく対応したと思っている」
ラトバラはSS8でのパンクについて「スタート後しばらくして、岩を避けようとラインが膨らんで右リヤがバンクに当たり、タイヤがリムから外れてしまった」と状況を説明している。
「しかし、そのままフィニッシュまで15kmぐらいタイヤ交換をせずに走り切った。ツキがなかったとも言えるけど、それでもきちんと1日を走り切ることができたから、クルマにいくつか改善を施し、残る2日間の戦いに臨みたいと思う」
競技3日目となる29日のデイ3は、ビジャ・カルロス・パスの西北エリアで6SSが行われる。合計距離は160km、総走行距離は425.16kmだ。
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