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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.10.06 12:00
更新日: 2018.10.05 19:54

世界ラリークロス:2度のダカール覇者アル-アティアが2019年からフル参戦へ

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ラリー/WRC | 世界ラリークロス:2度のダカール覇者アル-アティアが2019年からフル参戦へ

 2度のダカールラリー・ウイナーであり、元WRC世界ラリー選手権PWRC(プロダクションカー選手権)王者でもあるナッサー・アル-アティアが、ESモータースポーツとの契約で2019年のWorldRX世界ラリー選手権にフル参戦する意向であることが分かった。

 現在、ダカールラリーを筆頭とするラリーレイドに参戦しTOYOTA GAZOO Racing SA(サウスアフリカ)に所属するアル-アティアは、9月中旬にWorldRX会場でもあるラトビア・リガのビケルニエキ・サーキットを訪問。

 現在、ESモータースポーツが開発を進めている『シュコダ・ファビアRXスーパーカー』のテストを行うべく、その開発ドライバーを務めるヒュンダイのWRC契約ドライバー、ケビン・アブリングと合流してともにステアリングを握った。

 この最新ラリークロス用スーパーカーにとっても、これがクローズドのラリークロス・トラックでの初テストとなり、先に開催されたWorldRXの2018年タイムをベンチマークとしてパフォーマンス比較が行われた。

「正直に言って、予想していたよりも上手く行っている。期待値以上であることは間違いない」とテストの感触を語るのは、チームマネージャーを務めるラムナス・フェティングス。

「ファーストラップを終えてすぐ、我々はすでにヨーロピアンRXにエントリーできるレベルであることをお伝えできる状況で、とても満足している。本当にうれしいよ」

 リトアニアに拠点を置くESモータースポーツは、引き続きオランダ人のアブリングが開発ドライバーとして貢献することを望んでおり、同時にアル-アティアとも2019年のシリーズフル参戦に向けたプランの最終的な詰めに入っているという。

「ふたりのドライバーたちには本当に満足しているんだ」と語ったフェティングス。

ERC、WRC2時代を通じてフォード・フィエスタの印象が強いアル-アティアだが、2015年にはシュコダもドライブ
先日シェイクダウンを済ませ、今回が初のラリークロス・トラックでのテストとなった『シュコダ・ファビアRXスーパーカー』


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