10月25~28日に開催されたWRC世界ラリー選手権第12戦スペイン。28日に競技最終日が行われ、シトロエン・レーシングからスポット参戦するセバスチャン・ローブ(シトロエンC3 WRC)が2013年以来となる通算79勝目を挙げた。
■Mスポーツ・フォード
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)/総合2位
「波乱の週末だったけど、最終的にいい気分だ。走行順が2番手で難しいスタートとなることはわかっていた。ウエットコンディションはよりチャレンジングだったけれど、決してあきらめずに全力でアタックした」
「わずかな差で勝利を逃したことは残念だけど、僕らは全力を尽くした。それに、またドライバーズ選手権の首位に戻れたからポジティブな週末だったと言えるね」
「オーストラリアでは第一走者となるから難しくなるけれど、ポイントを獲得したい。タフなラリーとなるはずだが、タイトルを取り戻すには全力で戦うしかないね」
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)/総合3位
「力強い結果を残すと決めてスペインに入り、まさにその通りの結果を得ることができた。ここいくつかのラリーでスピードを増してきたけれど、さまざまな理由で何の成果も出せていなかった」
「最終的に表彰台に立てる速さを見せたことと、このスペインのミックス・サーフェスでペースを見せられたことに満足している」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/総合11位
「僕らにとってタフな週末だったけど、こういったコンディションでのWRカーのドライビングについてたくさん学べた。特に僕がWRカーで経験のなかったウエットのターマックステージなどね」
「多くを学んだし、タイムを縮めることができて満足している。ドライコンディションでのタイムはかなりいいレベルだと思うけど、まだドライビングテクニックを上達させるために学ぶべきことがあるよ」