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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.01.17 11:04
更新日: 2019.01.17 12:51

ダカールラリー:競技9日目、アル-アティヤがリード拡大。トヨタ、初のダカール制覇に王手

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ラリー/WRC | ダカールラリー:競技9日目、アル-アティヤがリード拡大。トヨタ、初のダカール制覇に王手

 第41回大会となる2019年のダカールラリーは1月16日、ピスコを周回する409km(ステージ距離313km/トラック部門は407km、ステージ距離311km)の競技9日目が行われ、総合首位を走るナッサー・アル-アティヤ(トヨタ・ハイラックス)がステージ優勝を飾り、トヨタ初のダカール制覇に王手をかけた。

 史上初のペルー単独開催として争われているダカールラリーの第41回大会。全10ステージで争われる戦いも、16日を含めて残り2日だ。

 イカ砂漠を舞台に争われた16日のステージでは、フィニッシュ直前のウェイポイント5を通過した時点でセバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)がトップタイム。アル-アティヤは約9分遅れの暫定3番手につけていた。

 このままトップタイムでフィニッシュすると思われたローブだが、ウェイポイント5を通過した後にトランスミッションが破損するトラブルが発生。コース上での修復を余儀なくされ1時間以上のタイムをロスしてしまう。

 またローブに続く暫定2番手でウェイポイント5を通過していたシリル・デプレ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)もトラブルに見舞われて失速。盤石な走りで駆け抜けたアル-アティヤが今大会3度目のステージ優勝を手にした。

 この勝利でアル-アティヤは総合でのリードを51分27秒まで拡大。自身にとっては2015年以来、そしてトヨタにとっては初となる総合優勝を大きく手繰り寄せた。

コース上でのマシン修復を余儀なくされたセバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)
コース上でのマシン修復を余儀なくされたセバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)
コース上でのマシン修復を余儀なくされたセバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)
コース上でのマシン修復を余儀なくされたセバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)
ステージ終盤でトラブルに見舞われたシリル・デプレ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)
ステージ終盤でトラブルに見舞われたシリル・デプレ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)
総合2番手につけるホアン・ナニ・ロマ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)
総合2番手につけるホアン・ナニ・ロマ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)


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